歯科医さんにみてもらおう

定期検診を忘れずに

歯科医さんにみてもらおう たしかに歯みがきは大切です。
一日三回必ず定期的に歯を磨く人もいることでしょう。
それは、すばらしいことです。
さらに、人間には、虫歯に打ち勝つための唾液という保護作用があります。
ですから、甘いものを食べたとしても、唾液が相当の食べかすを、処理してくれるのです。
しかし、残念ながら、起きているときはそれでいいのですが、睡眠中は唾液の量がとても少なくなるのです。
ですから、寝る前にたべて、そして、歯みがきをしなかったり、歯みがきの仕方が悪かったりすると、この唾液が作用しないのです。
それで、虫歯になってしまうのです。
では、寝る前に完璧に歯みがきできる人などいるでしょうか。
いません。
ですから、なにが大切ですか。
定期検診です。
歯を大切にしたいと思う人にとってこれは、欠かせません。
どれくらいの頻度で検診すればいいのですか。
普段まじめに歯を磨いている人であれば、年に一回や二回でいいでしょう。
ぜひ、早速近くの歯科医に予約なさってください。
善は急げです。
その検診ではいったいなにをしてくれるというのですか。
検診ですから、虫歯がないかほんとうに細かく調べてくれるのです。
それは、ただ人間の目を使うだけではありません。
いまでは、レントゲン撮影を用いて、歯の細部に虫歯や虫歯の危険がないか調べてくれるのです。
なんでもそうですが、問題は早めにわかったほうがいいのではありませんか。
でも、虫歯を治さなくてはいけないことは分かっているのですが、痛い治療なんていやです、と感じられますか。
でも現代科学は進歩しています。
心配いりません。
麻酔や、高速で回転するドリルなどを使って、ほとんど痛みを感じることなく、しかも短時間で治してくれるのです。
さらに、レーザー治療という方法も、実際に多くの歯科医が行っています。
さらに、この検診にはどんな益がありますか。
わたしたちの歯には、もしかしたら、かみ合わせの悪い部分があるかもしれません。
その部分に食べかすがたまってしまって、どんなにがんばって歯を磨いても食べかすが取れないということがあります。
それが検診の時にわかるなら歯科医は、どんな手段を講じてくれるのでしょうか。
詰め物などを利用して、その部分を補い、歯の表面を滑らかにすることができるのです。
それによって、歯を磨きやすくなるのです。
もうその部分に食べかすはたまりません。
ですから、自分がどんなに歯が強いとか、歯みがきが上手だと思ったとしても、ぜひ、定期検診を行いましょう。


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